Bike Maintenance FILE#063 起きろ水温計

一週間ほど停めておいてからエンジンに火を入れ、しばらく待つが水温計の針が下限のストッパーの位置に張り付いたまま動かない。

早く起きろよって事でメーターケースに張り手を一発かますと針がむくむくと動き出す。

この症状、VMAXのメジャートラブルらしい。

直るかどうか分からないが、とりあえずバラして何かしてみるか。

 

オレンジのナットと水色の+ネジを外せばメーターケースが外れる。

 

メーターユニットをケースから抜くために更に水色の+ネジを外す。

 

+ネジで留まっているのは水温計の配線と、

 

タコメーターの配線。

 

メーターユニットが外れた。

 

針も外そうかと思ったが、ゼロ指位置が分からなくなりそうなのでやめた。

 

メーターユニットは水温計とタコとで分かれている。

 

水温計の針を指で動かしてみたが、指針軸に固着感は無いなぁ~。

もしかしたら針が動かない原因は水温センサーの経年劣化で抵抗値が増えていて、水温計の針を動かすだけの電流が流れていないのかもね。

 

でもせっかくここまでバラしたのだから、できる事はやっておこう。って事で、

指針軸に少量注油。油を挿すとそこに埃がついてしまうので、本当は注油すべきではないので、スポイトを使って極少量。当然、油はプラスチックを侵さないシリコン系。更にエアダスターを吹いて余計な油分を飛ばす。

他にできそうなことが無いので、メーターを元通りに組み立て。

 

メーターの車体への戻し。

赤と白のコネクタを繋ぎ直すのだが、車体側の配線は余長が無いからコネクタが挿しにくなぁ。

 

そんなこんなメーター取付け完了。

交換確認は一週間後だ。もしも再発したら水温センサーを変えてみるかな。

作業時間は2時間。

 

2016.10.02

 

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