Blues Mobile Project FILE#006 パワーウィンドウ

オイラのMONACOは運転席のパワーウィンドウ(PW)が動かん!とっても不便。

原因は分かっていて、PWスイッチの中の接点の銅板が折れてるから。

でも、もうMoparからのPWスイッチの部品供給は終わっているからeBayで探す。


MONACOのPWスイッチは70~75年ぐらいの間、クライスラー車共通で使われていたものなので、意外と頻繁にeBayに出品されていて、すぐに入手できた。 ただスイッチケースは今までの物を再利用し、スイッチ回路部分だけを項交換する。


これがMONACOのPWスイッチ。時代を感じるねぇ~。子供の頃、日本車のPWがまだオプションだった頃は、みんなこんな感じのスイッチだったな~。

スイッチをひっくり返してスイッチケースから回路部分を分離する。サービスホールにドライバを突っ込んで、スイッチの爪を外しながらケースから外す。

本来なら赤丸の中に黄丸のような銅板がなければならないのだが、それが無い。これがPW不動の原因。

回路部分を交換用の物に変える。白いのはスイッチの動作をスムースにするために塗ったシリコングリス。

スイッチのクリック感の改善。 

このPWスイッチはシーソー式で、指を離せばセンターに戻るのだが、いまいち戻りが弱い。センター戻しは細い針金を板バネのように使って行っているのだが、針金の反発力が弱いのが原因。

そこで、近所のホームセンターでピアノ線を買ってきて交換した。強化スプリングだ~。

写真の右側がノーマル品。左側が一回り太い自家製強化品バネ、

強化バネにしたらスイッチを押した時のクリック感に腰が出て、スイッチの戻りも良くなった。


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