Blues Mobile Project FILE#120 ケーブルCheck

コレはスピードメーターのケーブル。


MONACOのスピードメーターは昔ながらのケーブル式なんだけど、クルマの走り出しでスピードメーターの針のツキが悪い。

クルマが動き出しても20MPHぐらいまでの間は、針はゼロを指したままで、それを越えるといきなりピョコンと針が上がる。

はてさて、メーターが悪いのか?それともスピードメーター・ケーブルが悪いのか?

原因が特定できないので、とりあえずケーブルをチェックしてみよう。


外したケーブルは外皮のチューブに曲げ癖が付いていてしまっていて、真っ直ぐにならない。

まぁ、30年以上も同じ曲げ状態だったので仕方ないが。


外皮をチェックしてみると、チューブは硬化していてパリパリ。

おまけに一箇所、外皮のチューブが剥がれて芯が露出している。

こりゃあ、部品交換しないとダメだな。


とりあえずチェックは続行。


曲げ癖が付いているものの、スピードメーターケーブルの芯線は指でも回せる。

う~ん、スピードメーター・ケーブルが原因じゃないのかな?


まあ、せっかくスピードメーター・ケーブルを外したので、ダメもとでに注油でもしておくか。

注油の為に芯線を引き抜いてしまおう。


芯線を引き抜いたら、ケーブルの片方に漏斗を付けてATFを注入。

本当は専用のオイルがあるらしいのだが・・・。


反対側からATFが出てきたら注油完了。

芯線を元に戻して、軽く回る事を確認したら、ケーブルを車体に取付け。


この後、実際に走ってみたが、相変わらずスピードメーターの針のツキは悪い。

原因はメーター本体か・・・?。


2012.02.05


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