Blues Mobile Project FILE#055 ガス欠?

いつもの様にエンジンを掛け、クルマを動かしだしたらアレレ!燃料ゲージの針がグングン下がってく。

尋常な減り方ではない。残量警告灯もチカチカ。


やばい、燃料漏れか!?

慌てず騒がず、すぐにクルマを止め、エンジンを切ってボンネットをオープン。

キャブ、フュエルポンプ周りに異常なし。

車体の下をの地面にも液体が垂れた跡は無い。

クルマを一周したがガソリン臭もしない・・・??。


もう一度イグニッションをONにしたら、燃料ゲージの針は1/4の位置まで上がっている。でもね、燃料はほぼ満タンなんだよね。

あ~こりゃ、燃料漏れじゃなくて、燃料ゲージの故障だな。


さてさて、どこが壊れたのかね~。

MONACOの回路図を引っ張り出してみると・・・すごく簡単な回路。

VOLTAGE LIMITERで+5Vの定電圧を作って、SENDING UNITの可変抵抗を流れる電流をFUEL GAGEで測定しているだけ。


簡単な回路だけど、SENDING UNIT故障だけは勘弁して欲しいな~。タンクを下ろさないと外せないからさ。


本当はちゃんと各部品の電圧を測って、どこが故障しているか確認すべきなんだけど、一か八かVOLTAGE LIMITER交換に掛けてみよう。仮に壊れていなくても、交換しておえば当分の間は安心できるし。


そのVOLTAGE LIMITER はどこに付いてるかって言うと・・・、メーター裏。

MONACOの場合、メーターを外さなくてもダッシュボ-ドの天板を外せばメーター裏にアクセスできるから、部品交換は簡単。


左が今まで付いていたVOLTAGE LIMITER。 右は交換用の新品。ACデルコ製。

箱に「GM#」がプリントされてるって事はGMでも同じ部品を使ってるのか~、なんて変に関心。


しか~し・・・、VOLTAGE LIMITERを交換しても燃料ゲージの針は1/4までしか上がらず・・・トホ。

一か八か作戦はものの見事に玉砕。まあ、こんな事もあるさ。


あ~あ、原因はSENDING UNITかな~???

ちゃん原因調べようっと。日を改めてね。



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